列車を安全に通す為には、支障物の無い一定の空間が必要で、その空間を保つための境を建築限界といい、空間を建築限界内といいます。鉄道工事に従事する者は建築限界を理解していなければなりません。
建築限界の目安
在来線(線路が直線の場合)枕木の端から約1メートル(スコップ1本分)
ちなみに、枕木の中央からは約2メートルです。
建築限界の外でも、列車の運転士から見て安心して通過出来るように配慮する気持ちも大事です。
※線路がカーブになっている所は要注意!なるべく線路から離れること
列見初心者は、建築限界ギリギリの所に立って旗を上げているのをよく見ます。
おそらくやる気に満ちあふれているからそういうことになるのだと思います。
おそらくやる気に満ちあふれているからそういうことになるのだと思います。
やる気があるのはとても良い事なのですが、旗も建築限界を支障してはいけませんし、何より触車しそうで非常に危険ですので、列車の運転士に見える位置で旗(or合図灯)を上げ、安全な立ち位置から心に余裕を持って合図しましょう。