JR東日本の列車見張員資格取得について書いていきます。
取得場所
- 日本鉄道施設協会
- 鉄道電業安全協会
どちらかで主催する講習を受け検査・試験にすべて合格した者に発行される。
資格の特性上、JR、関連工事会社、列車見張業務を行っている警備会社等に所属していないと取得自体が不可能
講習内容
- 講義
先生が居るので話をしっかり聞く事
教科書が支給されるので、特に重要な所は色ペンでマーカーする事 - 運転適性検査(クレペリン検査)
ひたすら足し算をします
試験管が号令を掛けるので必ず従って下さい
クレペリン検査で落ちると列車見張員の資格は取れません - 筆記試験
講義で習った事が問題として出題されます - 実技
旗の揚げ方・列車防護のやり方等を教わります
落ち着いて先生の指示通り行いましょう
有効期限
発行から1年間
更新について
1年毎に更新講習を受ける必要がある
更新講習は講義と筆記試験と実技です。
クレペリン検査は3年毎に再度受けます
列車見張員の資格を取ると付随する資格
- 誘導員(重機)
- 踏切警備
取得後
列車見張員の認定証が届くので、ケースホルダーに入れ、ヘルメットの横に貼り付ける等
各会社の方針で所持方法が違うので確認して下さい。
現場での行動について、列車見張員の装備や、業務内容、守るべき規則は支給される教科書に記載されており、基本的に業務中に関する全ての行動は工事管理者の指示や許可が必要とされ一部の非常時以外は自己判断で逸脱することは一切許されていません
支給された列車見張員の教科書をよく理解し、JR東日本の基本指針である安全綱領を念頭にいれ、仕事に取り組んで下さい。