列車見張員の心構えと運転安全規範

鉄道は生活に密着した重要な役割を果たしていることから、「安全・正確」な運行が求められています。

従って、その運行にあたっては万全の措置が必要です。

もし、鉄道工事でトラブルが発生した場合、鉄道に係わらない一般の工事に比べて、社会に与える影響は非常に大きくなります。

従って、いろいろな「ルール」によって安全を確保するようにしていますが、このルールが守られなかった時、事故が発生する恐れのある、危険な状態となるのです。

過去の事故を振り返ってみると、「ルール」が守られていなかった時に発生している事が極めて多いと言えます。

鉄道工事の施工に当たっては、この「ルール」を守ることが極めて重要で、従業員一人ひとりが「ルールを守り事故は絶対に起こさない」との心構えが大切です。

特に触車事故は、脱線事故や衝突事故と共に、安全上最も重要視されている事故です。

このため、幾重にも防護の対策(ルール)が作られています。

列車見張員や重機誘導員として鉄道工事に従事する方々は、この内容をよく理解して、業務遂行上の知識として身に付けてください。

そして「鉄道工事に従事している人々の安全」と「鉄道を利用しているお客様の安全」を確保するため、無事故で工事を完遂するよう心掛けて下さい。

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